全国学力テスト、中3英語「意見と理由話す」苦手 小6算数は小数の倍数
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日本経済新聞 | 2026年8月3日
概要
文部科学省は8月3日、2026年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の詳細な結果を公表しました。今年度は、小学校6年生と中学校3年生を対象に実施され、小・中学校ともに国語と算数・数学を実施。また、中学校では3年ぶりに英語が実施され、生徒の英語4技能に関する学習状況も明らかになりました。
高橋コメント
全国学力テストでは、全国平均だけでなく都道府県ごとの結果も公表されます。
そのため、すべての教科で全国平均を下回った県がニュースで大きく取り上げられていました。
一方で、この調査の見どころは学力だけではありません。児童・生徒へのアンケート調査も同時に公表されており、学習習慣や生活習慣との関係を見ることができます。
今回の結果では、「読書が好き」と回答した児童・生徒ほど、国語だけでなく算数・数学や英語でも正答率やスコアが高い傾向が見られました。
ただし、この結果をそのまま「読書をすれば学力が上がる」と受け取ることには注意が必要です。
「読書が好きだからスコアが高い」のか、「学力が高い子ほど読書を好きになりやすい」のか、それとも別の要因が影響しているのか、この調査だけでは因果関係は分かりません。
教育データを見るときに大切なのは、「相関」と「因果」を区別して考えることです。
小川コメント
中学生の英語の記述問題の正答率の低さは昔からあった課題だと思いますが、昨今、英検対策に比重を置きすぎて、単語・熟語学習ばかりに集中し、文法がおざなりになっている学生を多く見かけ、深刻化しているようにも思えます。
級にもよりますが、英検は構造上、文法があまり理解できていなくてもクリアできてしまうため、3級・準2級を持っているのにbe動詞のルールが分からないない…ということも珍しくありません。
文法力の強化には、穴埋めや並べ方などではなく、日本語文→英文に訳す演習を積むのが効果的ですので、「単語はバッチリなのに、記述問題ができない」という方はぜひ実践してほしいと思います。