鉄緑会売却、ベネッセの誤算 塾「中受から大受まで」一貫戦略の難しさ
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日本経済新聞 | 2026年7月8日
概要
ベネッセコーポレーションは、東京大学合格者を多数輩出する進学塾「鉄緑会」の運営会社をヒューリックへ売却すると発表。今回の売却により、教育事業への投資を進めるヒューリックが鉄緑会の運営を引き継ぎます。今後の教育サービスの展開に注目が集まっています。
高橋コメント
個人的には、泣く子も黙る鉄緑会です。単語帳『鉄壁』の名前を聞くだけで、生徒たちの背筋が伸びることもあるほど。鉄緑会は、難関大学受験で圧倒存在感を持つ進学塾です。
ベネッセは、「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」「伸芽会」「東京個別指導学院」などを展開し、幼児教育から大学受験までを一貫して支える教育サービスを提供してきました。
ただ、鉄緑会は東大・医学部受験に特化した独自色の強いブランドです。幅広い層を対象とするベネッセとは、必ずしも親和性が高いとは言えなかったのかもしれません。
一方で注目したいのが、買収側のヒューリックです。不動産会社というイメージが強い企業ですが、近年は教育分野への投資を積極的に進めています。
総合型ではなく、良い意味でクセの強い「特化型教育」への投資という点でも、鉄緑会との相性に注目しています。
小川コメント
もともとベネッセコーポレーションが運営する他の教育事業は鉄録会とは親和性が高いと言えず、売却は自然の流れだったのかもしれませんね。
むしろ、教育事業に力を注ぎ始めているヒューリックが鉄録会を買うことで、新たな化学変化が起こることに期待しています。